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鹿児島で『伴走型支援』について考える。~青年会の全国大会と定時総会~

★鹿児島で青年会の全国大会(1日目)

司法書士の全国の青年会(全青司)があります。任意加入団体です。会員数が2,376名(2022年1月1日現在)なので、司法書士全体の約10%ちょっとが会員となっていることになります。

令和3年度は神奈川県から全青司会長が選出されたため、神奈川青年司法書士協議会メンバーにより事務局が構成され、私は事務局次長を務めました。

その任期が満了することとなる第55回定時総会の前日に、鹿児島県の桜島の近くで開催された全国大会に神奈川事務局メンバーと一緒に参加しました。

 

第1部基調講演では講師の東京大学先端科学技術研究センター特任教授の湯浅誠さんより、子ども食堂や学習支援の活動についてご講義いただき、第2部活動報告では、かごしま全国大会実行委員会から子ども食堂での取組みについて発表があり、第3部『つながりつづけるために』というテーマのパネルディスカッションという構成でした。

子ども食堂と聞くと貧困世帯への単発的支援というようなイメージがありましたが、様々な年代の方、様々な立場の方が集う交流の場として地域で重要な役割を果たしている所もあるそうです。地域社会と「つながりつづけること」や、単発的な支援ではない「伴走型支援」の意義に関して仲間と一緒に考える良い機会となりました。

 

★青年会の定時総会(2日目)、神奈川事務局メンバーと。

全国大会の翌日には第55回全青司定時総会が開催されました。

私は事務局メンバーとして神奈川メンバーと一緒に運営のお手伝いをしました。スムーズに終わり、これをもって令和3年度事務局の役割が完了しました。大きな組織なので会長と事務局長は毎日休む間も無く走り続けていました。私は対外的・対内的な文書チェックが主な役割だったのと、コロナ禍以後は代表者会議などがオンライン実施だったので、移動や作業の負担は少なかったのですが、それでも日常業務と並行して行う必要があったため、役割が完了してホッとしました。ホッとしたのもつかの間、本年7月には全青司関東ブロック研修会の開催が予定されていて私が実行委員長なので帰りも気が抜けなかったです。

 

感染状況拡大の心配もあり、関東ブロック研修会は完全オンラインでの開催を予定していまいたが、今回の全国大会に参加し、定時総会の舞台裏で運営スタッフとして参加して、現場の盛り上がりを感じたこともあって、帰りの飛行機の中で、やはり関東ブロック研修会は完全オンラインではなく現地とオンラインのハイブリッド形式での開催を検討したいと思った次第です。