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岡山県青年司法書士協議会の皆さんの呼びかけにより、神奈川県の司法書士仲間とそのご家族と一緒に令和5年9月23日に岡山県にある国立療養所長島愛生園にてハンセン病の歴史について一緒に学ぶことができました。
事前にオンラインによるプレ研修にも参加することが出来たのですが、大学院でハンセン病の歴史について研究されたという神奈川県の先輩司法書士の奥様にご講義いただきました。ハンセン病というと既に解決済みの昔の問題かと思っていたのですが、昨今の感染症によって生じる差別や軋轢などとも通じる問題もあるように感じられました。なによりも長島愛生園は現在もそこで暮らしている方々がいる場所とのことです。
歴史や愛生園に関して説明してくださった担当の方も、岡山県と神奈川県の司法書士が一緒に訪れていることに驚かれていましたが、今回は縁が重なり、とても貴重な学びの場となりました。神奈川県からは、なんと令和3年合格や令和4年合格の新人司法書士の方々も一緒に参加してくれました。司法書士の日常の業務とは直接には結び付かない歴史や社会問題の内容でしたが、それぞれ独自の視点での感想や気づきをもっていたことも驚きでした。
2ヶ月連続の岡山県訪問となりましたが、前月の岡山全国研修会では時間がなくて行けなかった後楽園や近隣の美術館にも、研修後に訪れることが出来たことも良かったです。