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2021年

4月

09日

(なぜか)兵庫県司法書士会の会員研修で講師をすることに。

債権法改正「賃貸借」パートの講義を担当。

司法書士の青年会の全国会があって、民法・不動産登記等研究委員会に所属しています。

神奈川だけの青年会のなかで勉強会の講師というか、発表者として参加した経験はありましたが、都道府県の司法書士会本会主催の研修会の講師を担当したことは初めてでした。

 

しかも委員長のつながりがあったらしく、なんと兵庫県司法書士会からの依頼を委員会が引き受けたとのことでした。債権法改正シリーズで私は賃貸借だけのパートを1時間講義する役割だったのですが、受講者は青年会とか先輩後輩関係なく司法書士30~40名なので下手なことは言えないので準備は大変で、本番は緊張しました。

 

当初は兵庫県の会場に委員長と2人で伺う予定でしたが、感染症拡大の影響で講師2名だけはZoomによりオンラインで参加して、受講者だけは会場に集合する形態でした。その形態で発表すること自体が初めてだったので戸惑いましたが貴重な体験をできたので良かったです。

特に「賃貸人の地位の移転」の理解が難しかった。

 

債権法改正のなかでも賃貸借に係わる条文改正は、ほとんどが今までの判例法理などを整理したものだったので、例えば敷金などに関する条文が新設されたといっても、条文を読めば理解できる内容なので伝え易い部分ではありましたが、特に「賃貸人の地位の移転」に係わる条文に関しては、私自身が受験生の頃から現在まで良く理解できていなかった部分なので、今回は講師としてちゃんと理解しておかなければならないと思い年末年始に猛勉強しました。日々の業務をしていくなかで落ち着いて賃貸借の条文だけを読み込んだり専門書を読み込んだりする気にはなれないので、自分自身が勉強する良い機会となりました。

2021年

3月

06日

『本と私』インタビューで。 髙村薫作品【照柿(てりがき)】を紹介。

髙村薫作品を紹介。

1冊だけ選ぶルールなので「照柿(てりがき)」。

神奈川県司法書士会の会員向けメルマガやまゆりというものがあって、その中に会員が毎月1人ずつリレー形式で本を1冊紹介するというコーナーがあります。

令和3年1月号は私が担当でした。

司法書士の業務やプロボノ活動とは無関係なので迷いましたが、中学生の頃から気に入っていて書籍を集めている髙村薫作品を紹介しました。

 

髙村薫作品として紹介したかったのですが1冊をピックアップするルールなので、時系列で「マークスの山」と「レディジョーカー」の間に位置する「照柿(てりがき)」を選びましたがインタビュー中は髙村薫作品全般について語ってしまいました。

1千冊の中からの1冊

私はとにかく昔から本が好きで、所有している書籍は漫画が約800冊以上、仕事のための専門書や小説などは200冊以上で合わせて1,000冊は優に超えています。電子書籍は苦手で本そのものの匂いや手触りや重さなどに魅力があると思っています。

本が好きでたまらなくて1千冊のコレクションの中から1冊選ばなければならないとしたらこの1冊!というニュアンスで、髙村薫作品の魅力と本そのものの魅力などを伝えたつもりでしたが、上手く伝えることができませんでした。

 

なんにせよ身近に髙村薫ファンがいないため、このような形で紹介できて良い思い出となりました。

2021年

2月

05日

民事法研究会発行の50周年記念書籍に! (司法書士の全国青年会50周年~使命を胸に~③)

司法書士の全国青年会の50周年記念誌として。

株式会社民事法研究会から書籍が発行されました。

 

使命を胸に~青年司法書士の軌跡~

[全国青年司法書士協議会50周年記念誌]

編者 全国青年司法書士協議会

発行 株式会社民事法研究会

定価 本体2,900円+税

 

私が参加した民事法研究会さん本社で行わてた座談会の記事や、同期の仲間たちと同席して文字起こしをした日司連名誉会長の方のインタビュー記事などを掲載してもらうことができました。

  

~座談会『全青司の軌跡とこれから』~

寄稿者は錚々たるメンバーなのですが、特に座談会『全青司の軌跡とこれから』の記事では新人枠として名前と発言を掲載してもらえたのでとても光栄で良い記念となりました。

青年会会員枠で記念に2冊購入した後で、会長さんが1冊プレゼントしてくださったので3冊手元に届きました。

 

一般購入できる書籍です。

司法書士はもちろん、これから司法書士を目指す方々には是非とも購入して読んでいただきたいものです!!

2021年

1月

01日

おかげさまで本年3期目に突入。どうぞ宜しくお願いします。 新年は1月5日(火)から営業しております。

2020年

12月

15日

あの民事法研究会さん本社を初訪問! (50周年記念~使命を胸に~②)

あの有名な(一部の職種の方々に)株式会社民事法研究会さんの本社に初訪問してきました。

特に我々司法書士はお世話になっております。株式会社民事法研究会出版の書籍を一度も手に取ったことが無いという司法書士は一人もいないはずです。たぶん。

 

司法書士の青年会(全国青年司法書士協議会)の50周年記念行事の一環で青年会の会長さんや副会長の方々との座談会に新人枠で参加させてもらうことが出来ました。青年会50周年記念誌を発刊するということで,この座談会の内容も掲載していただくとということです。

 

 

コロナ禍が本格化する直前の令和2年2月上旬で,当時の全国青年会の会長さん,副会長さん2名,兵庫青年会会長さん,埼玉青年会前幹事長の方,それと新人枠で私と東京会の方の2名が参加者でした。

全青司50年間の歩み,今日的取組み,青年会の活動内容,今日的課題,司法書士の使命と活動のこれから,といったテーマについて執行部や若手で意見を取り交わすという内容でしたが,ベテランで現役執行部の方々の前で緊張してしまい,しかも具体的な活動がほとんど出来ていない状態なので中身のある意見もいえず空回りする一方でしたが,貴重な経験が出来ました。

 

まぁ,あくまでも「若手」という枠での参加だったので空回りした意見しか出せなかったことは「若手」らしさが出ていて良かったのかもしれません。

 

コロナ禍の前だったので,座談会終了後に参加者全員と民事法研究会の社員の方と一緒に懇親会が出来たことが嬉しかったです。早くコロナ禍が終了して、このようなイベントを開催できるような状況になってほしいものです。

2020年

11月

28日

日司連名誉会長のインタビューに同席。(50周年記念~使命を胸に~①)

~日司連会長・全国青年会会長の経験者の方への

インタビューに同席させてもらいました~

 

司法書士の全国青年会(全国青年司法書士協議会)の50周年の記念誌制作の企画の一つに,全国青年会の会長や日司連(日本司法書士会連合会)の会長を経験された大先輩にインタビューするという企画があり,神奈川の同期合格の4人で同席させてもらいました。

インタビューアーは神奈川県会の先輩で全国青年会の会長経験者の方,当時の現役の会長と副会長だったので同席した我々4人は恐縮してばかりで聴いていただけでしたが,とても貴重な経験でした。

神奈川青年会50周年記念講演会で早稲田大学教授の水島教授が仰っていた「司法書士も七者であれ」という言葉を思い出しました。「司法書士も記者であれ。」 

 

~「若手司法書士の役割」「職務上請求書の統一」「日司連研修所」の話~

取材に応じてくださった方は現在の日司連の名誉会長の方です。四国地方ご出身の方で司法書士が国家試験になる前の最後の認可試験が行われた1978年合格とのこと。

なんと私が生まれる前に合格されたのですね。

その方が司法書士になった当時はまだ司法書士業界は旧態依然としていたことや,いつのまにか全国青年会の会長職にまでなっていたことなど詳細に語ってくださいました。

また,日司連会長時代に東日本大震災の非常事態に対応された話や日司連で職務上請求書を統一した際の経緯なども説明してくれました。今では当たり前のように全国の市区町村に戸籍など請求する際に利用している職務上請求書も最初から当たり前のように統一されていたわけではなく,また様式統一の際には一定程度の反発もあったとのことです。

インタビュー内容の詳細は記念誌に掲載されているので省略しますが,私が現在所属している研修所創設の経緯や所長を務めた際のお話が印象的でした。

 

また,「今の合格者は,今の制度が最初からあったと思ってほしくない。先輩が,以前からいろいろなことを積み重ねてきた結果が今の司法書士制度である。」

「これから新しい制度を創っていくのは,そんなに奇抜なことではない。ある程度今の制度をベースにしながら様々な議論が出てくるはずなので,そういうのをまとめながら将来に繋げるということが実は若い人の役目である。」 

という言葉が強く響きました。

2020年

11月

16日

長野県で開催ハイブリット役員会に出席。 【法務省の養育費不払い解消に向けた検討会議】の内容に沿ったディスカッション。

~長野県で開催された司法書士の全国青年会のハイブリット役員会に出席~

令和2年11月14日に長野県長野市で開催された司法書士の全国青年会の役員会に出席してきました。昨今の感染症対策のために会議や研修会がオンライン主流で実施されています。今回の役員会はオンラインと会場リアル参加のハイブリットで,神奈川の仲間と手分けをして私は会場リアル参加してきました。

 

~養育費の不払い問題に関してのディスカッション~

今回の役員会では通常の報告事項や議題の他に,メイン議題として「養育費不払い問題」に関してディスカッションが実施され,4グループZoomで2グループ会場リアル参加の構成でした。

まず前提として【法務省の養育費不払い解消に向けた検討会議】の内容に関しての解説があり,その結果に沿って司法書士が検討するべき課題をピックアップする内容だったので,漠然とした議論にならず各グループから具体的な提案がされ充実したディスカッションとなりました。 

 

~法務省の養育費不払い解消に向けた検討会議~

法務省の養育費不払い解消に向けた検討会議での検討課題のブロックは以下のとおりです。

・子の養育に関する請求権をより強固なものに位置付けるための制度的方策

・取決めを促進するための制度的方策

・紛争解決手続(裁判,ADR)を通じた取決めを容易にするための制度的方策

・紛争解決手続を通じた取決めに子の意思を反映させるための制度的方策

・取決めができない場合に,それに代替するものを確保するための制度的方策

・取決めの促進に向けた国・自治体の関与を強化するための制度的方策

 

ディスカッションでも特に検討されていたADRを通じた取決めや支払い実現を容易にするための制度的方策については特に我々司法書士が積極的に意見をしていく点ではないかと思いました。

日本司法書士会連合会も養育費の不払い問題に関しては積極的に取り組んでいく方針で,たまたま会議の後に日司連の担当者の方とじっくり話す機会があり,これもたまたま私が所属する神奈川会の社会問題対策委員会のワーキングチームが神奈川会として相談窓口設置を検討する窓口の一つなので,今回の役員会はリアル参加した甲斐がありました。

 

そして,神奈川会から次年度の会長さんが立候補するので,事務局予定者の仲間と一緒に自己紹介をしてきました。次年度はさらに充実した青年会活動になりそうです。

2020年

9月

16日

法務局の遺言書保管官(!)に教えてもらった。 新しい遺言制度。

令和2年7月10日に法務局による遺言書保管制度がスタートしてから,ちょうど2か月間が経った令和2年9月11日に開催された神奈川県司法書士会主催の研修会「自筆証書遺言書保管制度の実務と手続きについて」に参加してきました。

ご講義いただいたのは横浜地方法務局供託課の「遺言書保管官」の方です。 

今回スタートした遺言書保管制度によって「遺言書保管所」(神奈川県では横浜地方法務局本局の供託課と各支局)という新しい役所や「遺言書保管官」という新しい役職が創設されました。

既に横浜地方法務局本局では約250件超の保管申請が受け付けられたとのことです。

~ポイントまとめ~

・「検認」が不要に!

・法務局に遺言書を長期間保管してもらえる! 

・関係する相続人等にお知らせが届く!

遺言書保管制度の利用方法に関しては法務省民事局商事課の「法務局における自筆証書遺言書保管制度について」が図解等によって解りやす説明されています。

本研修会は参加者全員が司法書士なので大きく①遺言者による手続の段階と②遺言者の死後に関係相続人等が行う手続の2パートに分けた上で,関連法令等(法律・政令・手数料令・省令・取扱手続準則)に関して遺言書保管官の方に詳細解説していただくという専門性の高い講義内容でした。

 

遺言者による手続(生前の局面)は住所等変更の届出以外は遺言書保管所へ出頭して行うことが必要となりますが,遺言書を複数作成して複数回保管申請をする場合には同じ保管所に行う必要があるとのことです。その間に遺言者が遠方に転居した場合はどうなるのだろうか等と気になりましたが,まだ制度がスタートしたばかりなので現場の相談事案等を集約していく中で制度が改善されていくだろうとのことです。

 

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2020年

7月

09日

令和2年7月10日スタート!「遺言書保管制度」・・それはそれとして。

令和2年7月10日に法務局による遺言書保管制度がスタートします。

 

この制度を利用することにより,自筆証書遺言書そのものを紛失する恐れが無くなることと,捜索の手間が無くなることと,遺言者の死亡後に必要とされる家庭裁判所の検認という手続が不要となる点などは,この制度の利用を検討する際の大きなポイントとなるかもしれません。

 

 ① ~それはそれとして~

 

② ~「遺言」「遺書」は違います~

 

 

 ~それはそれとして~

専門家が相談者から遺言書作成に係わる相談を受けた際に,公正証書での作成ではなく,この保管制度を利用した自筆遺言証書の作成をそのまま勧めるかどうかは置いておいて,新しい制度が出来ることによって遺言書やエンディングノート作成の関心が高まってくることは良い事だと考えます。

 

② ~「遺言」「遺書」は違います~

「遺言」というと,自分の死に直面した人による「遺書」と混同されて「縁起でも無い!」と思われて敬遠される方も多いと思いますが,「遺言」はいざというときのために大切な方のために準備しておく法律行為です。「遺言」は相手方のある契約ではありませんが,動機の部分では生命保険契約と重なる部分があると思います。

 

「遺言書保管制度」の概要については2020年5月発行の日本司法書士会連合会(日司連)作成パンフレットが見やすかったので掲載しました。(今年度は日司連と桜庭ななみさんとの契約更新の年度だったそうですが,めでたく更新されたそうです。)

 

なお,法務省HPの遺言書保管制度の紹介サイトは詳細で非常に解りやすいものとなっています。

「遺言」についてご検討してみたいという方はお気軽にお問合せください。

2020年

5月

01日

おかげさまで創業1周年。皆様に感謝申し上げます。 これからもお役に立てるように励みます!

弊所は令和1年5月1日に改元と同時に創業し,皆さまのおかげで創業1周年を迎えることが出来ました。

自分が生まれ育ったからという理由だけで特に伝手もなく横須賀市で開業しましたが,地元住民の方々,市内に限らず横浜市・東京都の金融機関の方々,不動産業者の方々,他士業の方々,そして同業者の方々に支えられてやってこれました。 

~コロナ禍の影響で債務整理や生活保護に係わるご相談も増えてきています~

令和2年に入ってから誰も予想できなかったコロナ禍の影響で,債務整理や生活保護に係わるご相談も増えてきています。法テラスや生活保護相談の同行など,まだまだ認知されていない制度や活動についても説明差し上げますので,初めての方々もまずは電話やメール等で是非ともお問合せください。 

 

弊所では引き続き感染症予防を心掛けながらお待ち申し上げております。

2020年

4月

07日

神奈川県司法書士の青年会による「緊急生活保護ホットライン」 新型コロナウィルス感染拡大の状況を受けて。

新型コロナウィルス感染拡大の影響によって、神奈川県の司法書士全員を対象とした研修会が3月~5月末まで全て中止になりました。委員会活動なども集合スタイルではなくオンライン会議を中心としたものとなっています。

弊所でも、お客様との面談や病院や高齢者施設での面会を極力しなくても支障がないように配慮している次第です。 

 

~「緊急生活保護ホットライン」~

さて、今年の2月に開催された神奈川県司法書士の青年会(神奈川青年司法書士協議会)の総会で、当会の幹事に就任いたしました。青年会は強制加入ではなく任意加入団体なのでフットワークが軽いことが特徴の団体です。青年会だからこそ出来る活動に携わっていきたいと考えています。 

その神奈川県司法書士の青年会では毎年1月に生活保護受給に係わる電話相談会を開催していますが、この度の新型コロナウィルス感染拡大の状況を考慮して、生活上・家計上の不安をかかえる方々が増加することを想定して「緊急生活保護ホットライン」を開設しました。

 

パンフ(↑)に記載されているとおり、生活保護や債務整理の相談などを想定しています。

今のところ、少なくとも5月末頃までは運用を継続していく見込みです。

私も相談員として参加します。

相談者の方々の不安を少しでも取り除くことができたら幸甚に思います。

2020年

1月

29日

福岡県の博多天神で開催された、代表者会議(全国青年司法書士協議会)にオブザーバーとして参加してきました!《後半》~検討が進む「裁判のIT化」「3つのe」って?~

福岡県の天神にて,令和2年1月18日と19日の二日間に亘って行われた全国青年司法書士協議会の代表者会議において「裁判手続等のIT化」に関する発表も興味深いものでした。 

「裁判手続等のIT化」~「3つのe」って?~

 「裁判手続等のIT化」~「3つのe」って?~

平成30年6月15日に閣議決定された「未来投資戦略(成長戦略)2018」では,裁判手続等のIT化について,「司法府による自立的判断を尊重しつつ,民事訴訟に関する裁判手続等の全面IT化の実現を目指すこと」としたとのことで,段階的な取組の一環として法制審への諮問に向け裁判手続等IT化研究会で検討・準備が始まっているそうです。 

裁判手続が電子化されれば,訴状提出、事件管理、口頭弁論や審理手続の一連の手続もオンライン化されることになるようです。

(裁判手続のIT化における「3つのee提出」、「e事件管理」、「e法廷」)と呼ばれるそうです)

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2020年

1月

18日

福岡県の博多天神で開催された、代表者会議(全国青年司法書士協議会)にオブザーバーとして参加してきました!《前半》~「所有権放棄の仕組み作り」とは?~

福岡県の天神にて,令和2年1月18日と19日の二日間に亘って行われた全国青年司法書士協議会の代表者会議にオブザーバーとして参加してきました。

全国各地の青年会の代表者が集まって,活動報告や研究成果を発表する場で、各オブザーバーも含めると約80名くらい参加者がいたと思います。

 

「所有権放棄の仕組み作り」

~「要らない土地は放棄できる?」~

「所有権放棄の仕組み作り」~「要らない土地は放棄できる?」~

様々な研究成果の発表の中でも特に興味深かったのが「不動産所有権の放棄」に関する発表でした。

私も相談者から「実家や預貯金を相続したのはいいけれど、まだ行ったこともない遠方にある雑木林は要らなかったのだけどなぁ。税金の負担がかかるだけだし、火事でもあったら大変だし。」というような悩み事を聴いたことが何度かあります。

土地は、建物と違ってよほどのことが無い限り物理的に滅失することはありません。

では、観念的な土地所有権を放棄することはできるのでしょうか。できるとしたらどのような手続によるべきなのでしょうか。 

~自分のものを捨てるのも自由にできそうだけど・・・~

現行民法においては、所有権の放棄に関する規定がなく、土地所有権の放棄の可否について確立した判例はありません。(法務省法制審議会の民法・不動産登記法部会資料より) 

ある判決では、原則として土地所有権放棄は可能だが、例外的にその権利放棄が権利濫用等に該当する場合には無効であると判断しているようです。

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2020年

1月

01日

本年もよろしくお願いします。 年始は1月6日(月)から営業しております。

2019年

12月

03日

2020年4月スタート!【配偶者居住権】って? ~法務局の方をお招きした横須賀支部研修会~

令和1年11月に開催された横須賀支部研修に参加してきました。

 

内容は「民法改正に伴う法務局の事務取扱いについて~遺言書保管制度と配偶者居住権の登記を中心に~」で,講師としてお招きしたのは横浜地方法務局横須賀支局の総務課長の方と第一統括登記官の方です。

相続法改正の内容について学ぶ研修は頻繁に行われていますが,法務局の方に実際の事務手続について説明してもらう研修には初参加でしたので貴重な話を聴くことができました。

 

~2020年4月スタート!【配偶者居住権】ってなに??~

今の制度のままだと,一般的な家庭で亡くなった人と一緒に暮らしていた配偶者が自宅を相続した場合に,それだけで相続財産の大半を引き継ぐこととなり,他の預貯金などの配偶者の取り分が乏しくなってしまいます。

そこで,相続を前提とした「配偶者居住権」という居住建物の使用権限のみを認める権利を創設することで,相続後も配偶者が安心して住み慣れた家で暮らし続けられるようにしました。

 

例えば,夫婦で暮らしていた自宅の土地建物の価額が2000万円の場合,「建物を使用する権限だけの権利」は当然に土地建物の価額よりも低くなり,例えば配偶者居住権の価額は1000万円と評価されれば,その分だけ配偶者は他の遺産を引き継ぐことが出来るようになるというわけです。

 

死亡時の配偶者と子供との間に血縁関係がなく、疎遠な関係である場合などをイメージすると,理解しやすいかもしれません。自分の子供に財産を引き継いでもらいたいけれど,最後まで一緒に暮らした配偶者にはずっと自宅で暮らし続けてほしい,その他の預貯金や有価証券などの遺産はなるべく公平に,配偶者が生活に困らないようにしてほしいといった想いの実現に適う制度だと思います。

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2019年

11月

27日

神奈川司法書士『ラケットボール部』結成!!

先週末に司法書士の神奈川青年会の『ラケットボール』交流会に参加してきました。

ジムでラケットボールをやっている先輩の呼びかけにより司法書士8名の参加でした。

先輩の伝手によって現在日本ランキング1位のコーチの方達にレッスンしてもらいました!

 

なんとテニスの2倍の消費カロリー??

『ラケットボール』って??

『ラケットボール』はネットの無い室内競技場で行う競技で、テニスより短いラケットを使います。スカッシュとはルールや道具が異なります。

なんと時間あたりの消費カロリーが、ゴルフの4倍、テニスの2倍とのことで、ダイエットには最適で、室内競技なので天候に左右されない点が魅力とのことです。

(出典 JARA(特定非営利活動法人日本ラケットボール協会)のホームページ)

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2019年

11月

22日

『災害対策・被災者支援に関する研修会』(神奈川県司法書士会・神奈川県青年司法書士協議会の共催により11月19日実施)参加メモ。

 

11月19日に開催された「災害対策・被災者支援に関する研修会」に参加してきました。

 

災害一般の基礎知識,災害法制や公的支援制度の解説,司法書士としての関与の在り方や相談に際しての心構えや留意するべきことなどについて,日本司法書士会連合会の市民救済委員会委員を務めていて被災地相談の経験が豊富な司法書士に講義してもらいました。

 

神奈川県公式ウェブサイトに,令和元年台風第15号(第19号についても一連の災害として)に伴う横浜市の被害状況が,被災者生活再建支援法(平成10年法律第66号)に基づく適用要件を満たしたため,同法の適用を決定した旨が掲載されていました。神奈川県でも同法の適用は今回が初めてとのことです。 

令和元年10月9日の公示文より (出典 神奈川県公式ウェブサイト) 

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/j8g/bousai/shien/r1_taifu15_saikenshienho.html

 

今回の台風による被害状況の深刻さが伝わってきます。

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2019年

11月

16日

県立保険福祉大学で開催された【地域包括ケアフォーラム】に 相談員として参加してきました。

 11月16日(土)、神奈川県立保健福祉大学で開催された地域包括ケアフォーラム(横須賀市地域医療推進課が主催)に神奈川県司法書士会の横須賀支部としてブースを出展しました。私も相談員として参加してきました。

司法書士会横須賀支部から私を含めて5名が参加しました。

相続や任意後見のご相談でお立ち寄りいただくことが出来ました。

出展ブースでの受付場所と、相談用の部屋を別々に用意してもらえたことは良かったと思います。

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2019年

11月

13日

~神奈川青年会50周年式典に参加~ 「憲法とは何か」・「司法書士の使命とは何か」みんなで一緒に学んできました!

 箱根湯本温泉のホテルで開催された神奈川の司法書士の青年会(神奈川青年司法書士協議会)の50周年式典に参加してきました。

記念講演の講師としてお招きしたのは早稲田大学法学学術院教授の水島朝穂(みずしまあさほ)先生です。 

~「ルールのルール、メタルール」って?~ 

~「司法書士も7者であれ!」って??~

台風19号の影響など心配でしたが、箱根湯本駅周辺は例年どおりの賑わいだった印象でした。

今回の記念行事は、神奈川の青年会の直近7~8年間の歴代の会長さん達が中心に企画してくれて、神奈川県司法書士会の前会長さんなども含めて約40名ほどの参加でした。

 

司法書士試験の受験を終えてから憲法について学習する機会が少なくなったので、今回の式典は司法書士の仲間たちで集まって一緒に学習する良い機会となりました。

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2019年

11月

12日

県立保健福祉大学【地域包括ケアフォーラム】に相談員として参加します!

 

 

11月16日(土)10:00~15:30に、

 

神奈川県立保健福祉大学で開催される

【地域包括ケアフォーラム】に参加します。

 

主催は横須賀市地域医療推進課です。

 

神奈川県司法書士会横須賀支部の

個別相談ブースの相談員として参加いたします。

 

是非ともお立ち寄りください!

 

 

士業は初参加で、現横須賀支部会長が横須賀市からお話を受けて参加に至ったとのことです。

 

市民公開講座や各種セミナーが実施されている中で並行して個別ブースを自由に回ることができる催しのようです。医療、介護、福祉、消防などの関係者が多く集まる中で、相続、遺言、成年後見などの相談の受けてとして我々司法書士が役に立てたら幸甚です。

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2019年

11月

10日

【7士業無料相談会】に参加してきました!

2019年11月9日(土)に開催された、横須賀7士業合同無料相談会に参加してきました。

 

少し寒かったのと、横須賀モアーズシティ1階の人通りの多い通路沿いに机とイスを並べただけでパーテーションは無かったので、少し相談しづらいかなぁと思ったのですが、意外にも多くの方にご相談いただくことが出来ました。

当日は13:00スタートだったのですが、開始前から並んでいるお客様もいらしたので、予定より20分くらい早く開始しました。

 

司法書士からは5名参加で、2人ずつくらい交替で対応し、私は4組のご相談を受けましたが、相続と遺言の内容がほとんどでした。 

一緒に参加した横須賀支部長の先生の話によれば、相談したいことはあってもまず何処に行けばいいのか分からないという方々が多くいるようです。なので、こういった士業合同相談会があると受付で振り分けてもらえるので相談者の立場に立てば相談し易いと思います。

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2019年

10月

29日

2019年11月9日(土)【横須賀7士業合同無料相談会】

 

2019年11月9日(土)に京急横須賀中央駅近くのモアーズ前で開催される、横須賀7士業合同無料相談会に参加いたします。 

 

日時:2019年11月9日(土) 

   13:00~17:00

場所:横須賀モアーズシティ前

 

相談料は無料(お一人様 30分程度) 

予約不要、当日先着順に受け付け

 

お待ちしております。

 

~7士業って??~

 

写真のパンフレットは神奈川県弁護士会が作成したもので、神奈川県弁護士会横須賀法律相談センターのHPからも案内を確認することができます。 

今回の相談会は各士業の横須賀・三浦支部などが合同で主催となっています。

 

「7士業」という用語や定義はありませんが、今回の相談会は、我々司法書士、弁護士、土地家屋調査士、社会保険労務士、行政書士、税理士、社会福祉士の7種の士業が集まって相談対応いたしますので、幅広い分野の相談に対応可能です。

 

私は、今年5月に横須賀支部に加入したばかりなのでこの相談会は初参加ですが宜しくお願いします。

予約不要で、当日先着順に受け付けとのことです。お待ちしております。

2019年

10月

25日

【高齢者虐待防止法】って?「気付き」のポイントとは?~社会問題対策委員会主催の研修会に参加~

私の所属する社会問題対策委員主催の研修会に参加してきました。

テーマは、~後見業務においてぜひ知っておきたい虐待の知識およびその対応~です。

 

・「高齢者虐待防止法」って?

 

・「セルフネグレクト」とは?

 

・高齢者虐待する人の特徴とは?

 

・後見業務における「気付き」のポイントは?

 

 

私の所属する神奈川県司法書士会の社会問題対策委員の中に設けられている「高齢者及び子ども等の権利擁護ワーキングチーム」主催の研修会(10月9日開催)に参加してきました。

 

テーマは「後見業務においてぜひ知っておきたい虐待の知識およびその対応」です。

 

 

 

私は主催者側としての参加でしたが、今回の研修は経験豊富な先輩方が全て内容を考えてくれました。前半は講義、後半は後見業務のベテラン4名(内1名はコーディネーター)によるパネルディスカッションの形式でした。

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2019年

10月

13日

「契約のきりふだ」って??~地域包括支援センターでの情報交換会に参加~

 

令和1年10月8日に横浜市にある地域包括支援センター内で開催された情報交換会に委員として出席してきました。

 

令和1年5月から神奈川県司法書士会の社会問題対策委員を務めています。

私の所属しているワーキングチームでは内部の会員向けの研修の企画や、外部の施設に向けての勉強会等の企画をしています。

 

  ~【契約のきりふだ】って何??~

 

【契約のきりふだ(高齢者編)】

周辺地域の民生委員とケアマネージャーの方が約20名、司法書士3名(内1名は委員会で派遣した講師役の司法書士)の参加となりました。

 

意見交換の前に行われた基調講義の基本教材として、神奈川県消費生活課が公開している【契約のきりふだ(高齢者編)】が使われました。 

これは公的施設の窓口などで配布されている冊子なのですが、神奈川県のホームページでデータで公開されています。検索するとすぐに出てきて「若者編」などもあります。

 

【契約のきりふだ(高齢者編)】では、主に架空請求や振り込め詐欺、悪徳商法などの中でも高齢者が被害に遭いやすいケースが紹介されていて、類型ごとに被害を防ぐポイントが紹介されています。

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2019年

10月

07日

初島フェリーで先輩方の後見業務の話 ~横須賀支部旅行に参加~

横須賀支部旅行に初参加して先輩方に日常業務の貴重な話をしてもらいました。

今年は熱海温泉でした。

 

ゴルフ組もいたのですが私は初島フェリー組に参加です。

当日は熱海駅に集合してからフェリーで初島へ渡り先輩方に豪華ワインランチをご馳走になりました。

ランチ会で先輩方がプライベートの話や日々の業務をざっくばらんに話してくれたので有難かったです。

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2019年

10月

03日

いわて全国研修会③ 「被災地の未成年後見」

 

第48回全青司いわて全国研修会の2日目は宮城県青年司法書士会担当の「未成年後見の必要性の可視化と震災孤児の現状」について学習する分科会に参加してきました。 

会場で貼り出されていた8年前の東日本大震災直後の地方新聞記事や分科会参加者に配布された東北3県(岩手、宮城、福島)の死者・行方不明・負傷者・避難者の件別のデータなどを読むと、改めて被害の凄まじさを感じさせられました。

 

東北3県の震災孤児(震災によって親や親族を亡くし保護者がいない児童)は241人で、震災遺児(震災によって親を亡くした児童)は1,482人とのことで、双方ともに宮城県が一番多かったそうです。 

 

「未成年後見」は成年後見と比べると、一般的にも専門職にとっても馴染みが薄いものです。 

未成年後見人は、未成年者に対して親権を行使する者がいない場合に、家庭裁判所によって選任される代理人で、未成年者の監護養育、財産管理、契約等の法律行為などを行います。

分科会では、未成年後見事案の背景や実状、震災孤児の支援に取り組まれている司法書士の講演などもありました。特に、未成年後見人の立場や役割を親族に理解してもらうためのコミュニケーションの重要性や、被後見人(未成年者)の心理的ケアの大切さの話が強く印象に残りました。 

被災地における未成年後見というタイトルだけ見ると自分の業務には無関係なことと思っていましたが、本分科会で実状を知ってから、未成年後見を知ってもらう必要性は被災地に限ったものではないということ、自分の所属している地域でも災害などによって需要が増える可能性があるということを考えました。 

 

この分科会は実際にあった事案の紹介を交えてのデリケートな内容だっだため、録音や録画を禁止されていました。 

上の写真は盛岡市内を散策中に撮った山車の写真です。研修会がちょうど「盛岡秋まつり」の開催期間中でした。

 

2019年

10月

01日

50周年アニバーサリーの機関誌に

 

司法書士の青年会の機関誌に、

いわて全国研修の全大会基調講演の取材記事を掲載してもらいました。 

 

「いわて全国研修会①」でも紹介しましたが、司法書士資格者の有志による青年会があって対外的・対内的に様々な活動をしています。

 

2019年1月1日現在の会員数は2592人です(資格はあっても司法書士登録していない会員もいます)。司法書士登録者が全国で約2万2千人くらいなので、登録者全体の約1割相当の人が青年会に加入しています。

これからも青年会の活動をしていく中で有益な情報があれば発信していきたいと思います。

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2019年

9月

29日

いわて全国研修会② 面会交流とは?

 

第48回全青司いわて全国研修会の1日目の午後は「面会交流支援」について学習する分科会に参加してきました。

 

「面会交流」とは、子どもと離れて暮らしている父親又は母親が子どもと定期的に又は不定期に会って話をしたり、一緒に遊んだりして交流することです。

 

その歴史は浅くて、数年前から離婚調停の内容として原則実施になったとのことです。原則実施とは、面会交流をするにあたって子の福祉を害するような禁止・制限すべき事由がない限り面会交流を実施させるという考え方とのことです。

 

分科会では面会交流を取り巻く文化や状況、支援の実状や課題と司法書士の役割について学ぶことができました。  

FPIC(エフピック)(公益社団法人家庭問題情報センター)の主任研究員の方に基調講義をしていただいたのですが、特に印象的だった点は、面会交流は子との面会を求める親の権利というよりも子が成長するための権利であり親の責任であるという点と、司法書士に期待することとして民事調停だけではなく家事調停へ積極的に関与してほしいという点でした。

 また青年会の担当者からは、民事執行法の改正(強制執行の実効性を向上させる方向の改正)によって公正証書作成事件や面会交流調停(審判)の増加が想定されるという話がありました。

 

実際に司法書士の同期合格の友人が面会交流支援に携わっていて以前から現場の話を聴かせてもらっていたので面会交流のイメージはしやすかったのですが、実務で公正証書の作成に積極的に関わっていくためには面会交流の実状や民事執行法改正について学んでいく必要があると考えました。

2019年

9月

24日

いわて全国研修会① ほんとうの幸(さいはひ)のために

令和1年9月14日から2日間に亘って開催された第48回全青司いわて全国研修会に参加してきました。

都道府県ごとに司法書士の有志が集まった青年会があるのですが、年に1度、全国の青年会(全青司(ぜんせいし)と呼んでいます)のメンバーが集まって研修会が開催されます。

 

今年の全国会は岩手県盛岡市で開催されました。

基調講演の講師としてご講演いただいたのは、企業経営者、NPO法人の理事、介護メディア編集長、教授や講師などとして幅広い分野で活躍されている酒井穣(さかい じょう)氏です。

研修会全体の主題に沿って【「ほんとうの幸(さいはひ)」のために私たちがすべきこと~日本の危機的環境と個人の役割~】というテーマでご講演していただきました。

 

 「社会の貧困化など将来確定的に起こる危機的環境において、悲観することなく、自分のクライアントや地域経済の活性化のために、群れのルールに逆らって孤独と淡々と戦いながら、行動によって人々を動かしていくことが重要である」と、酒井氏はまとめてくださったのですが、その結論に至るまでに紹介してくれた「将来の危機的環境」「人間の幸福度」「地域活性化、エンゲージメント理論」「群れのルール」といった話が新鮮な内容でした。

2019年

9月

18日

スカリン達と。~横須賀市 保健所の街頭キャンペーンに参加~

 

「自死対策予防キャンペーン」 京急横須賀中央駅

神奈川県司法書士会の社会問題対策委員を務めています。

対内的、対外的に様々な活動をしています。

9月10日~16日の自殺予防週間にあわせて、9月10日に京急横須賀中央駅付近で開催された保健所主催の街頭キャンペーンに参加してきました。 

参加者は、横須賀市保健所の職員の方々約15名、横須賀市消防局の職員の方々3名、神奈川県立保健福祉大学の学生が約8名、地元有志の方々約9名、横須賀市議会議員の堀りょういち先生、士業からは司法書士の私1名でした。

おおよそですが、1時間で一人当たり50部以上は配布できたはずです。

 

県立大学の学生は昼の部(京浜急行 追浜駅)から連続して参加とのことでしたが、暑い中で元気よく頑張っていたことが印象的で、横須賀市市制100周年を記念して作られたキャラクターの「スカリン」も汗をかきながら頑張ってくれました。

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